2021年02月28日

97年日本でのシューベルト連続演奏会

https://www.youtube.com/embed/SMf99RKsAas
(消去されました)

1997年1月〜2月、プライは来日公演を行い、シューベルトの作品を連続演奏した。
前年末あたりから、体調不良を実感していたようだが、シューベルトイヤーを記念したこの企画は実行された。
「冬の旅」のオーケストラ版のドイツ圏及びワールドツアーと同時進行で、
明らかに体力を消耗させていたが、
それでもそこまで無理をしたのは意識的か無意識か、タイムリミットを感じていたのだろう。
70歳を前にした単純な焦りとは異なるのは明白だった。

この演奏会の3大歌曲部分はNHKが記録編集し、テレビ放映された。
したがってyoutubeでは所詮違法アップロード、遅かれ早かれ間違いなく消されるものである。

当時も、今も話題になる「白鳥の歌」のミスはオンエア時には修正されている。
終演後、倒れこんだプライに、NHKが編集用素材の部分的な撮り直しを要求した話は以前もここでとりあげた。この放送に関しては、ホームビデオに残した人も多かったと思うが、命の灯火を燃やしつくすように歌ったステージの記録である。ぜひ早期に製品化を望みたい。

4月追記:案の定、動画は削除されたようだ。
逝去した人は、そのままでは「過去の人」になってしまう。記録された映像や録音物は「存在していたこと」をリアルに感じさせてくれる唯一のタイムマシン。
製品化が無理でも、本当に、図書館的にでも閲覧可能なライブラリーを構築して欲しいものだ。

posted by あひる★ぼんび at 14:21| Comment(2) | プライ

2021年02月18日

若きドミンゴとプライのボエーム

2021年3月2日をもって「さくらのブログ」新規アカウントの受付を終了いたします。
パーソナルホームページに続き、いよいよブログの時代も終わりなのかな。
情報発信の主軸の移動は時代の流れには逆らえないわけで。
さくらがサービスを継続してくれる限り、ここは続けるつもりだが、以前の3つのサーバー会社のように「突然消去終了」もあるから油断できない。それらは有料無料関係なしだった。業界の常識なのか?

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1970年代、若きプライとドミンゴの共演。ドイツ第2放送のTVオペラ番組。
プッチーニの「ラ・ボエーム」である。
これも多くの作品と同様、作曲者のコンセプトを損なわない程度に、ストーリーや登場人物を省略し、そこはナレーション等で補っていた。
これより以前の「ラジオオペラ」と同様にオペラの本質には「娯楽」があることを理解させてくれるシリーズだった。プライは常連だったが、ドミンゴはちょっと珍しいかもしれない。
元バリトンのドミンゴと、テノールも歌えるプライの音域はそれほど遠くないはずだが、モーツァルトやドニゼッティのアンサンブル曲が得意だったプライに比べ、ドミンゴは声の存在感と艶を優先していて「合わせ」が苦手なのがわかる。


https://www.youtube.com/watch?v=SWjYYRP0Bes

人生においても「一途な愛妻家プライ」と、現在「多数のセクハラ訴訟を抱えるドミンゴ」では生き方も大きく違ったようだ。いやまあ、そこは価値感の違いであって、彼らが生み出す音楽の質とは関係ないのかもしれないが^^;
そんな二人の歌の共演が映像で残っているのは貴重だと思う。
(映像として知られているプライのアイゼンシュタイン、ドミンゴ指揮の「こうもり」は楽しかった)
posted by あひる★ぼんび at 19:39| Comment(6) | プライ