2015年12月27日

メリクリから間もなく

クリスマスはあっけなく過ぎ去った。
01IMG_4401.JPG
どんなに世間が騒がしく、きな臭さを出していても、大多数の人が穏やかな暮らしを願っていれば、きっと平和は守られ、続いていくものだと信じている。
だから、メリークリスマス。
151229_1554.jpg
3Dラテアートに挑戦♪
なんかBUSAIKUねこさん。
まあ、許せ!

用事で石神井に行ったので、公園を散策。
では、こちらのレポははむはむが担当、ということで。

******

はい、こんにちは。レポーターのはむはむです!
03IMG_4403.JPG
今日は石神井公園に来ています。
ここにもスワンボートがあるんですねぃ。
季節が季節だし、風が強いのいで今回は乗るのはパス・・・でもこんなに空いてると、思い切り自由に乗れて楽しいだろうなぁ♪
親子連れの方々が数組楽しんでいました〜。

入り口の観光地によくある記念写真用パネル。
はむはむにはかなり無理がありますがこんな感じになるのですね。
02IMG_4405.JPG
妖怪とか言わない(^^;)
豊島泰経は関東の名族豊島氏の流れの武将で、石神井城を治めていたそうです。
1477年、江戸城の太田道灌や上杉氏と対立し江古田原・沼袋原で合戦を行いますが、敗れ、行方知れずになり、そのまま歴史の表舞台から消えてしまいました。
きっとこの地の郷土史では有名なのでしょう。

孤高の威厳の水鳥。
04IMG_4420.JPG
湖面にはカモがいっぱい泳いでましたが、この鳥はかっこよかったです〜。
大きな木は見上げるだけでステキです。
05IMG_4414.JPG

実はこの公園、野鳥の観察園が併設されています。
07IMG_4421.JPG
巨大ビオトープですね。
実際は…今日はカラスが大群で飛びまわっていて不穏不吉な雰囲気でした。
どうしたんだろう。最近、都内やこういう近郊都市でカラスが群生しているらしい・・・。
06IMG_4422.JPG

間もなく年明けですが、まだまだ紅葉もきれいでした♪
08IMG_4427.JPG

以上、石神井公園から、はむはむでした〜。

posted by あひる★ぼんび at 23:33| Comment(0) | 日記

2015年12月20日

プライ参加のクリスマスコンピレーション

クリスマス関連のアルバム。

cap-pd.jpg
Frohliche Weihnacht Uberall
マルティン・フレーミヒ(指揮)
ドレスデン聖十字架合唱団
ヘルマン・プライ(バリトン)
コレギウム・ムジクム
フェリックス・フリートリヒ(オルガン)
(capriccio ドイツ輸入盤)




カプリッチョお得意のコンピレーションアルバム。
LPとカセット、CDでの販売があり、現在はダウンロード販売もされている。
このアルバム、名演奏家を集めているのがすごいところながら、アルバムの題名が「さまざまなめでたいクリスマス、ヘルマン・プライとドレスデン聖十字架合唱団による美しいクリスマスの歌」と、共演しているかのように読めてしまう表記は、いかがなものか。そう、相互の共演曲がないのだ。題名にウソはないのだけれど…^^;
ただし、録音データを見る限りではこれは寄せ集めではなく、オリジナルがこの形だった様だ。
まぁ、それはLPジャケット裏面のデータ表示の「1984年ドレスデン・ルカ教会」が正しければ、の話だが…。
多くのコンピレーションアルバムを作る為の素材が必要だったということか、あるいは時代的に考えれば12インチ(30cm)盤ばかりではなく、10インチ(25cm)盤や7インチ(17cm)盤もあったわけで、いわゆるミニアルバムとしての発売需要があったかもしれない。

ここでプライが歌っているのは4曲のみだが、手抜きなく丁寧に誠実にしみじみと歌い上げている。
この音源は現在でも効果的な雰囲気作りとして、数々のクリスマスコンピレーションに使用されている。
独唱も合唱も、器楽合奏も迷いなく堂々としていて、安心して聖なる響きに浸れるものだ。
最後に、ドレスデンの十字架教会の鐘の音も収録されている。

収録曲は
ドレスデン聖十字架合唱団 Alle Jahre wieder /Leise rieselt der Schnee/
Quem pastores laudavere/Enatus est Emanuel/Freut euch, ihr lieben Christen/
Ubers Gebirg Maria geht/Allelujah! Freuet euch, ihr Christen alle/
Ihr Kinderlein kommet/Stille Nacht, heilige Nacht/
Frohlich soll mein Herze springen/Freu dich Erd und Sternenzelt/
(トーマス・ニチュケ独唱付)Maria durch ein' Dornwald ging/
O Jesulein suss, o Jesulein mild/
(ミヒャエル・ディートリヒと重唱)Es ist ein Ros' enstprungen/
Stille, stille, lasst uns lauschen/Lasst alle Gott uns loben/

ヘルマン・プライ Frohliche Weihnacht uberall/Kommet ihr Hirten/
Es wird schon glei dumpa/Still, still, still/
器楽演奏 In dulci jubilo(BWV 729)/Siciliano(BWV1031)/


上記と同じプライの4曲を他の有名合唱団と組み合わせ直したCDもある。

fes-pw.JPGFESTLICHE WEIHNACHT
MIT BERUHMTEN KNABENCHOREN
UND MIT HERMANN PREY

ドレスデン聖十字架合唱団
ヴィーン少年合唱団 テルツ少年合唱団
プエリ・カントレス児童合唱団
ライプツィヒ聖トーマス合唱団
ヘルマン・プライ(バリトン)
(Tigris verlag ドイツ輸入盤)




こちらの題名は「祝典的なクリスマス、有名少年合唱団のものとヘルマンプライのものと」というニュアンスなので、正直だ^^ 「und mit」の威力は大きい。
ヴィーン少年合唱団や聖トーマス合唱団など、ドイツでは知名度のある合唱団の、比較的近い時期の録音から集められている。色々集めた分、若干散漫にはなったが音色がカラフルで親しみやすさもあり、間に挟まれたプライも違和感は少ない。
宗教的になりすぎず、それでも静かなクリスマスを過ごしたいという人には良いアルバムだろう。

posted by あひる★ぼんび at 23:24| Comment(6) | プライ

2015年12月19日

年末恒例鍋会!

年末の「にがりの会」鍋会!

151219_1921~01.jpg

毎年食材打ち合わせがない材料持ち寄りなので、ネギばかりになったり肉ばかりになったり、スタートが闇状態なのだが・・・今年はそもそも「材料を持ってこない」人数名・・・さらに期待していた人欠席!という特殊攻撃を受けた^^;
自分が食べたいと思うものを持ってくるっていうのがルールだったよねぇ。
まあそれでも何事もなく進むのがこの会のオモシロイ所。でも「フォローしてくれる仲間がいるから成立している」ということも忘れずにいてほしい。

特筆すべきはみねちゃんが久々に来て、さらに終わり間際にはわーたん夫妻がジュニアをつれて参加!
151219_2050~01.jpg
赤ちゃんがいる家はその赤ちゃんを中心に時間が回るのだなぁ・・・と、あらためて実感した。
子どもはこんなふうに家族や周囲の想いを体いっぱいに受けて、祝福と注目の中で成長していく。
そしてなんだかわーたんもひとまわり大きく逞しいパパになった気がした。

鍋会が終わるといっぺんに年末へのスピードがアップする。
やるべきことをやっておかないと!!

posted by あひる★ぼんび at 23:50| Comment(0) | 劇場

2015年12月18日

ヘルツォーゲンベルクの「キリストの誕生」

なんて早い!間もなくクリスマスだ。そしてすぐにお正月がやってくる。
「キリスト教徒でもないのに」とわざわざ言うのも野暮な程、クリスマスはすっかり国民的行事になったが、元来の文化的背景の不足からか、あきらかに「クリスマス熱」は減速している。
街の大手スーパーの店頭はすでにお正月用品やお飾りのほうに力を入れているようだ。
だがまあ、幸せイベントは多ければ多いほど良い。自分はいつもそう思っている。
だからハロウィンもサンクスギビングも、クリスマスもOKだ^^

クリスマスが近づくと、それこそ「キリスト教徒でもないのに」キリスト生誕関係の音楽が聴きたくなる。
僕自身はアメリカのクリスマスソングは昔から「鑑賞材料」にしてこなかったので、古いヨーロッパの音楽や著名な作曲家の生誕祭向けのミサ曲、オラトリオを聴く。
そんな中の一つがこれだ。
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルクの「キリストの誕生」というオラトリオ。

herz-chi.jpgヘルツォーゲンベルク:「キリストの誕生」op90
レジーナ・シューデル(ソプラノ)
アンケ・エガー(アルト)ペーター・マウス(テノール)
エルンスト=ゲロルト・シュラム(バス)
ルドルフ・ハイネマン、ミヒャエル・ロッベレン(オルガン)
ベルリン芸術大学室内合唱団 ベルリン州立大聖堂合唱団
オリオルアンサンブル
クリスティアン・グルーベ(指揮)
(ヘンスラー 2枚組 ドイツ輸入盤)



ハインリヒ・ピコ・ド・ペカドゥク・フライヘル・フォン・ヘルツォーゲンベルク。
下を噛みそうな奇妙な名だが、フランス貴族の末裔とのこと。
つまり「公爵山支配のペカドュク男爵家ピコのハインリヒ」さん^^;
(どうでもいいことだが、いつもヨーロッパ貴族のフルネームをおぼえる時はこんな記憶変換をしている)
閑話休題。
ヘルツォーゲンベルクは1843年グラーツに生まれ、1900年ヴィースバーデンで没したオーストリアの作曲家で、出発はヴァグネリアンながら、ブラームス信奉者に転じ、またブラームスの弟子を娶り、生涯ブラームスと深い親交を持った。
作品も複数の交響曲から大規模声楽作品まで決して少なくないが、いわば「忘れられた作曲家」の範疇であり、wikiあたりでも「博学ではあったが限られた才能の作曲家」などとネガティヴに定義されていて気の毒である。
才能の値踏みがどういう判断基準からなのか知らないが、誰も突っ込まない。ああいうネガティヴな紹介がいつの間にか世間を席巻してしまうこともあるのだ。
それより近年演奏・録音がやっと増えてきたところなので、それを聴いた若き世代から魅力再発見と復権が図れればいいとも思う。
さて、この「キリストの誕生」は1894年に完成したop.90という作品番号を持つ出版名称「独唱・混声合唱・少年合唱とハルモニウム、弦楽器、オーボエ、会衆歌唱、オルガンのためのキリストの誕生」というオラトリオ。
大規模な、というか大規模な演奏が可能な全3部80分を越える大作だ。
聴こえてくる音の並びはおとなしく、ブラームス派であることも考慮されているのか、この録音の場合は比較的小さめの編成になっている。
じゃあ、つまらない?
いえいえ、なんと親密で優しい表情の音楽だろう。だが、実際は、対位法をはじめとするバッハ研究の成果を結集した構成の厳格さで、むしろブラームスよりも古典的な手法で音楽を作り上げているのだ。
最初と最後のオルガンは、複雑で細かい音の並びから生じる不穏な響きが混じるが、以後は全体的に平和な音楽になっている。弦に乗って奏でられるオーボエのメロディの美しいこと!古いコラール由来となる無理のないメロディにあふれ、バッハのクリスマス・オラトリオより手軽だし、楽譜さえ普及すればもっと演奏機会も増えそうな音楽だと思う。
あまり演奏されない曲であるというのが信じられない。

「苦悩は人を目覚めさせ、導びいてくれる誠実な友人である」

ヘルツォーゲンベルクは1891年に妻を失ったあとの失意を宗教的に昇華しようとしていたようだが、神経系の病や目の疾患も起こっていて、楽な状況ではなかったようだ。
信奉するブラームスへの書簡にもその辺の記録がある。ただ、基本的に「非宗教的」であろうとしたブラームスとその部分に関してのみは、どの程度の深さで理解しあえていたのかはわからない。書簡を見る限り、ヘルツォーゲンベルクがこの曲に言及しても、ブラームスは特別な関心を寄せなかったようであるし。

さて、この演奏、厳格に書かれたこの音楽に対して、全体に適度にラフである。
矛盾するようだが、無理にアンサンブルを締め上げていないことが、ここでは良い方向となった。
1988年の録音。ベルリン・キリスト教会という大教会でのものにもかかわらず、大聖堂の空気感はなく、かといってコンサートホールの豊かさもなく・・・あるのは田舎の小さな教会のミサのような温度感と、しみじみとした敬虔さ。ちょっと独特のコブシのテノールを筆頭に、個性的ながらはりきりすぎない独唱者たちもいい味を出している。
「掴み」のオルガンをもっと綺麗に録ってほしいとか、控えめ過ぎる器楽と逆に時々元気すぎる合唱団のバランスには改善点もありそうだが、ほとんど未知のこの曲の魅力を伝えている。
冬の寒空に煌く星を見つけた、そんな気持ちになる名曲、名演だと思う。

posted by あひる★ぼんび at 23:26| Comment(0) | 音楽

2015年12月14日

プライのテレビ番組から

プライはテレビの音楽ショーに頻繁に出演し、また、放送用の「オペラ映画」を数多く残した。
そのうちのひとつで、インタヴューと練習、オフショット、朋友レオナード・ホカンソンとのスタジオライヴで構成した「ドキュメンタリー風番組(1975年、NDR製作)」がYOUTUBEにあったので貼っておく。
このフィルムの部分部分はすでに数人の方がYOUTUBEにあげているが、こうして1本まるごとになると雰囲気がまるで異なり、プライの人柄の一端が見えてくる気がした。
消えていたらごめんなさい。
https://www.youtube.com/watch?v=gnManWDey1E


1975年当時のプライの声の艶やかさや、表情の豊かさ、そして「リート」というともすれば理屈にばかり傾きそうなジャンルに節度あるエンタメ性を盛り込んだ解釈がすばらしい。
リートがドイツ語圏のローカル文化に留まらず、世界的なものになったのは彼らの世代の数々のアプローチがあったからなのだと、改めて思った。

もうひとつ。
ロッシーニ「イタリアのトルコ人」のオペラ映画。ベルリンRIASの製作で、当然ドイツ語版で、これも恒例通り、部分的にドイツ人に違和感ないように改変されている。
スタートに映像のブレがあるが、全体的には好コンディションで鑑賞できる。
ここにも、マラテスタと同じく、もうひとりのフィガロが^^
https://www.youtube.com/watch?v=r-QSawN2vVw


posted by あひる★ぼんび at 23:57| Comment(8) | プライ

2015年12月12日

つくってあそぼう!音PARK

1212-1.jpg

1月に予定している「ロバの音楽座・森のオト」例会の事前交流も兼ねた親子対象行事。
「ブンパカパッパ」と命名されたトロンボーンに似た原理の紙筒楽器作りのワークショップや、
レインスティック作りなど「集まってやるからこそ楽しい」ガラクタ工作!
1212-2.jpg
概要はこんなふう。
1212-0.jpg
レインスティックは厚手の紙筒に釘をらせん状に打ち込み、中にお米や乾燥トウモロコシを入れて封をするだけの簡単効果音楽器。なかなかにいい癒し系の音がする。
1212-5.jpg

そういえば昔、劇場行事でパンチングボールの中にお米を入れて使ったら、一部の大人から「食べ物をおもちゃにするのは許しがたい!」と中止要請を食らったことがあったなぁ・・・という出来事を思い出した。
けれど、あのときは一人のおばあちゃんから「何言ってるの!昔はお手玉にはお米や大豆や小豆を入れたものよ。安全だし、いざという時の非常食にだってなるんだから。」という助け舟で事なきを得た。
考えてみれば、ずーっと昔、合戦支度の荷造り紐は芋蔓を使ったとか。これもいざという時の食料になったらしい。
・・・話がずれた。

1212-3.jpg
行事のラストはみんなで楽器披露と合奏!ジャンキーなサウンドだが楽しい時間だった。
1212-4.jpg
片付けのあとは簡単なスタッフまとめ会。

子ども夢基金支援事業。こういう親子こどもの交流はささやかながら貴重だと思う。
画面とにらめっこのゲームも楽しいかもしれないし、今更否定する気もないが、たまにはみんなこういう場で楽しんでほしいものだ。
温度感が違う。そもそも使う脳が全く違う。生きる上で栄養になるのはどっち?
答えは、本当は誰もがみんなわかってるはずなのだ。
posted by あひる★ぼんび at 23:28| Comment(0) | 劇場

2015年12月02日

プライのブラームス「ドイツ民謡集」B

p-b-cap.jpg

ブラームス:ドイツ民謡集(31曲)
  パメラ・コバーン(ソプラノ)
  ヘルマン・プライ(バリトン)
  ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)

(カプリッチョ ドイツ輸入盤)
※写真は再発新装盤



プライにとってはこの曲集の録音3回目。今回は初のソプラノとの二重唱を含む版での録音となった。
1985年、ベルリン放送局でのスタジオセッション。
共演者はバドウラッハの「秋の音楽の日」の常連ソプラノのコバーン、ピアノは名手パーソンズだ。
声質はこの時期らしい落ち着きのあるもので、全体的に感情表現が抑え気味で淡白に感じる。
パーソンズの的確な音量と速度バランスが落ち着きを与えたように感じた。
二重唱版は、対話歌詞の多い民謡詩の理解の助けにはなるが、1人で歌う時ほどの自由度がなくなる難しさもある。
ソプラノとテノールならともかく、通常高声用の楽譜を使うソプラノと中声あるいは低声用の楽譜を使うバリトンが一緒に歌うわけだから、慎重に公約数を出さねばならない。
リートでは常につきまとう楽譜の移調問題だが、いつも以上に調の選択が大変そうに聴こえた。

過去2回の録音との大きな変化は、もうひとつ。それは「曲順」だ。
プライはこの曲集でも曲想や調性に配慮をして「一夜のコンサート仕立て」にするスタイルだった。
しかしここで急に、楽譜番号の若い順に収録する方法をとっている。

   *言っておくれ、僕の美しい羊飼いの娘
   *許しておくれ娘さん
   *こんばんは、僕の宝物
   *陽はもう輝かない
   *あの下の谷底では
   *ああ、天使のような羊飼いの娘よ
   *若い娘さん、一緒に行かせて
   *愛しい人よ裸足で来てはだめ
   *起きて、いとしい人 
   *おねえちゃん、おねえちゃん
   *お起き、僕の美しい恋人よ
   *ああ神よ、別れはなんとつらい
   *おやすみを僕は望んでます
   *美しい娘、僕の天使よ
   *かよわい娘が歩いて行った
   *騎士はマントを広げ
   *美しい茶色の髪の少女
   *僕の彼女はバラの唇
   *ああ、今夜来て
   *高い山の上から
   *僕が想うすべては
   *草原に家が一軒
   *お母さん、欲しいものがあるの!
   *僕はどうやって入ったらいいの?
   *月が明るく照らなければ
   *ヴァイオリン弾き
   *おまえは唯一の光
   *美しい瞳の輝き
   *僕の知る娘は
   *菩提樹が立っている
   *静かな夜に

あくまで予想だがこれは「全曲録音」を想定していたのではないだろうか。
ブラームスにとっても出版社にとっても、この曲集に関しては曲順などはさして必然性のないものだったようだが、全曲録音を試みるのであれば指針は必要で、同じカプリッチョで同じコバーンと試みた「ベートーヴェンリート全集」は一応作曲順、あるいは出版順に並べてあった。
結局、この「ドイツ民謡集」は全曲は録音されず、31曲という微妙な謎の曲数の録音となった。
90年代にはいると、時折コンサートに数曲を組み入れることはあったが、ついにこの曲集を再録音することはなかったから、公式の録音としてはこの曲の最後のものとなった。
この録音を全曲として完成させるか、90年代にも録音してほしかった。それがとても残念だと思う。
現在も他のカプリッチョの盤同様、新装再発売、ダウンロード販売もある。また、中身はばらばらに、自社や廉価レーベルのコンピレーションやオムニバスの「色添え」素材に使われることも多い音源となっている。
こういった「ロマン派のドイツ民謡」に対する人気・需要は、まだまだあると言うことだろう。
posted by あひる★ぼんび at 23:52| Comment(6) | プライ